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染めQでグレーの革財布をブラックに!

革製品の色替えには
「染めQ」しかない!?

グレーや白の淡い色の革製品を使っていると、どうしてもだんだん汚れが目立ってきますよね〜。私もお気に入りのグレーのお財布が、1年も経たないうちによく触る部分が黒くなってきました・・・。
そこで、真っ黒になら染められるかもっと思い調べてみると、みなさん「染めQ」という商品で靴やバッグなどを染めていたので、先ずは「染めQ」について調べてみました。

「染めQ」とは、ナノ単位の細かい粒子で素材の表面に密着して、染めたかのような仕上がりになるという商品で、引っ張ったり、折り曲げたりしても割れたり剥がれたりすることがないそうです!
っとHPには書いてありましたが、それでも不安だったので、福岡のモノ造りのお店「クラフトハウス」さんに革製品の染色について伺ってきました。
クラフトハウスには染めQは取り扱ってなかったのですが、親切な定員さんが教えてくれたのは、一度染色された革製品は染めるということは出来ないらしく、色を付けたいのならやはり「染めQ」しかないとの事でした!

ドキドキ「染めQ」体験

いろいろな方のブログを拝見し、「染めQ」を使うにあたってのポイントを簡単にまとめました。

  1. 油分や汚れは専用のクリーナや食器用洗剤などでしっかり洗い落とし乾かす。
    (私は財布の表面を食器用洗剤で結構ゴシゴシ洗っちゃいました!財布のついでにカラーリングした携帯ケースは洗って無かった為、やはり着色にムラが出来ました。)
  2. 色を付けたくない部分にしっかりマスキングする。
    (ものすごく丁寧にマスキングする事が大事です!私はマスキングの粘着が少し弱かった為、浮いてた部分にスプレーが入り込んで残念な事に・・・)
  3. 一度に一気に厚くスプレーするとムラや割れの原因になるので、薄くスプレーし、3分ほど乾かしてまた薄くスプレーを何度も繰り返す。
    (一ヵ所に集中して塗ると、ムラになったので、素早く動かしながらスプレーするのが良いみたいです)

大変速乾性に優れており、待ち時間もあまりなく一気に染め上がりました!
お財布は、中面のグレーを活かす為、外側のみ染めております。
表面のシワ加工の部分が心配でしたが、しっかりムラ無く染まっております。

洗わず強行で行った黒革のスマホケースも、ムラは出来たもののキレイに半分金色に染まっております。
マークの型押し部分の仕上がりもとてもキレイです。

今回は「染めQ」の小さい方(70ml)の黒と金を購入して、財布と携帯ケースにそれぞれ色付けしてみましたが、財布に使った黒は1本丸々使い切りました!中面まで染めようとしてたら足りなかったですね。

思ったより簡単に染めることが出来たのですが、複雑な形のモノを染める場合は隙間を塗るのがとても難しいので気をつけた方がよさそうです。